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夏の警備員の仕事はきつい?警備を快適にする熱中症対策法と暑さ対策グッズを紹介

夏の警備員の仕事はきつい?警備を快適にする熱中症対策法と暑さ対策グッズを紹介

夏の警備員の仕事は厳しいものですが、適切な対策を講じれば快適に働けます。適度に休憩をとり熱中症予防グッズを活用すれば、作業効率を大幅に向上させることが可能です。

本記事では、夏の警備員の仕事はきついのか、熱中症対策はどうしたらいいか具体的に解説します。おすすめの暑さ対策グッズも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

夏の警備員の仕事はきつい?

お祭りの警備をする警備員

夏の警備員の仕事は、身体的負担が非常に大きくきつい職種です。長時間の屋外勤務や厳しい制服規定により、熱中症のリスクが一般的な職種と比べて高まるため注意が必要です。

夏の警備は熱中症と日焼けに注意

夏季の警備業務では、熱中症と日焼けへの対策が不可欠です。熱中症によって体調が崩れる場合もあり、重症化すると生命の危険があります。

外の警備になると最大で8時間は屋外で過ごす場合もあるため、紫外線による皮膚へのダメージも深刻です。日焼けによる皮膚がんのリスクは、一般的な屋内労働者と比べて高くなります。

夜勤の勤務でも真夏日は大変

夜勤の警備員も真夏日の影響を強く受けるため、勤務時は注意しましょう。夜間の気温が25度を下回らない熱帯夜は、体温調節が困難です。

夜勤中は体内時計の乱れも生じやすく体温調節機能が低下してしまうため、昼間の勤務よりも体感温度が高く感じられます。夜間の湿度上昇によって汗が蒸発しにくくなり、熱中症のリスクも高まります。

以下では、真夏日によくある花火大会の警備業務についてまとめているので、参考にしてみてください。

警備員必見の夏の熱中症対策方法

水分補給をする警備員

警備員が夏の警備を実施するのであれば、適切な熱中症対策を実施することが大切です。

具体的な対策方法は以下のとおりです。

  • こまめな水分・塩分補給を行う
  • 休憩中は涼しい場所で過ごす
  • 熱中症予防になる食べ物を食べる
  • 同僚との声かけを行う
  • 睡眠をしっかりととる

こまめな水分・塩分補給を行う

警備員は1時間ごとに、最低でも200〜300mlの水分補給を行いましょう。汗と共に失われる塩分も多いため、塩分を補給できる飲料を選ぶことが効果的です。

スポーツドリンクや経口補水液といった飲料水は、身体のバランスを整えるのに適しています。カフェインや糖分の多い飲料、アルコールなどは集中力低下にもつながるため控えましょう。

休憩中は涼しい場所で過ごす

休憩中は可能な限り空調の効いた場所や日陰で、15〜20分程度の休憩を取りましょう。こまめな休憩を取れば、適度に体温を下げる効果があります。

休憩中に冷たいタオルで首や脇の下を冷やせば、体温をさらに下げられます。足を冷水に浸す方法も効果的なため、事前に氷を保管できる水筒を準備しておくと便利です。

熱中症予防になる食べ物を食べる

熱中症にならないためにも、水分含有量が多く、ミネラルバランスの良いものを普段から食べましょう。たとえば、スイカやキュウリなどの水分の多い野菜や果物が適しています。

他にも、梅干しやレモンなどの酸味のある食品は、食欲増進と水分補給を促進させたい時に効果的です。タンパク質を含む食品も、疲労回復と体力維持に役立ちます。

同僚との声かけを行う

同僚との定期的な声かけは、熱中症の早期発見に非常に効果的です。定期的な声かけによって、熱中症の発症リスクを低減できます。

勤務中は顔色の変化や動作の鈍さ、異常な発汗などの兆候を見逃さないようにしましょう。自身の体調変化を率直に伝えあえば、互いの安全を確保できます。

睡眠をしっかりととる

十分な睡眠は熱中症予防の基本です。7〜8時間の質の良い睡眠をとれば、体温調節機能や免疫力が向上し、熱中症のリスクを軽減できます。

また、疲労を軽減するためにも睡眠は欠かせません。適切な睡眠時間を確保し、熱中症予防に努めましょう。

夏の警備員の仕事を快適にする暑さ対策グッズ

空調服を着ている警備員

夏の警備を少しでも楽にするためには、暑さ対策グッズを活用しましょう。警備員におすすめの暑さ対策グッズをまとめると、以下のとおりです。

  • 空調服(ファン付き警備服)
  • 冷感インナーウェア
  • ネッククーラー

詳しく解説します。

空調服(ファン付き警備服)

空調服は体温上昇を抑える、夏場の業務に必須の暑さ対策グッズです。服に内蔵されたファンが外気を取り込み、衣服内を循環させることで体温上昇を抑えてくれます。

バッテリー駆動式の最新モデルであれば、1度の充電で1日の勤務時間をカバーできる長時間の連続使用が可能です。ただし、空調服着用には制服の届出が必要となるため注意しましょう。

警備業と空調服の関係性については、以下の記事を参考にしてください。

冷感インナーウェア

冷感インナーウェアは特殊な冷感素材を使用し、汗を素早く吸収してくれる暑さ対策グッズです。通常のインナーとは違い、体感温度を抑える効果があるため、着るだけで快適さが変化します

抗菌防臭機能を備えたものを選べば、長時間の着用でも清潔さを保つことが可能です。選択する際には、繰り返しの洗濯後も冷感機能が持続する高品質なインナーウェアを選択しましょう。

ネッククーラー

ネッククーラーは首周りの血流を冷やし、体温を下げる効果のある暑さ対策グッズです。首の冷却により、体全体の体感温度を効果的に低下させることが可能です。

小型で軽量なため、警備業務中の動きを妨げることなく使用できます。猛暑日はすぐにぬるくなってしまうため、使用する前までは氷や保冷剤を入れた保冷バッグに保管しておくのがおすすめです。

まとめ

夏の警備員の仕事はきついですが、正しい熱中症対策を講じれば快適に働けます。適度に休憩をとりつつ、熱中症予防グッズを活用することが大切です。

警備員の体調管理を意識している会社は、警備員の教育や装備品の管理においても高い基準を維持している傾向にあります。もし信頼できる会社に依頼したいとお考えであれば、警備会社紹介サイト「警備ドットコム」の活用をご検討ください。

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