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ボディーガードを雇いたい!知っておきたいポイントと料金相場について

ボディーガードを雇いたい!知っておきたいポイントと料金相場について

「身の危険を感じるからボディーガードを雇いたい」と考えていませんか。身近なサービスではないため、詳細がわからず困っている方が多いでしょう。

この記事では、民間警護の主な対象者とSPとボディーガードの違い、ボディーガードを雇うときにかかる費用の相場などを解説しています。以下の情報を参考にすれば、ボディーガードについて理解を深められます。

民間警護の対象となるのはどんな人?主な対象者と主な依頼内容を解説

民間警護は、さまざまな人たちから依頼を受けています。主な対象者と依頼内容の例は次の通りです。

民間企業の役員、医者、弁護士

民間企業の役員は、さまざまな目的で民間警護を依頼しています。

例えば、株主総会をトラブルなく終えるため依頼するケースや退職した元社員の逆恨みによる襲撃から身を守るため依頼するケース、業務上のトラブルを原因とする攻撃から身を守るため依頼するケースなどがあります。

医師や弁護士も民間警護の主な対象者です。いずれも、患者や依頼者の逆恨みによる攻撃から身を守るため、民間警護を依頼するケースが多いといえます。

芸能人、スポーツ選手

芸能人やスポーツ選手などの著名人も、民間警護の主な対象者です。

具体的には、コンサートやスポーツの試合などで、施設到着から施設出発までファンが殺到しないように身辺警護を受けています。テレビなどで目にすることが多いため、他の対象者に比べるとイメージしやすいでしょう。

ストーカー被害者、DV被害者

ストーカー被害者やDV被害者も、民間警護の主な対象者といえます。

これらの被害者は、加害者から身を守るため民間警護を依頼しています。

例えば、ボディーガードが、被害者と加害者の話し合いを見守るケースがあります。民間警護を受けることで、被害者は加害者と安心して話し合えるようになります。

SPと民間のボディーガードの違い

民間のボディーガードとよく似た存在といえるのがSPです。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

SP

SPは、「Security Police」の頭文字をとった略語です。このことかわかる通り、特定の警察官を指します。

具体的には、要人警護を担当する私服警察官をSPといいます。警護の対象は、警察法施行令第13条に基づき定められています。内閣総理大臣や国賓など、身辺に危害が及ぶと国の公安に関わる恐れがあると警察庁長官が定める者が警護の対象者です。

したがって、希望すればだれでもSPに警護してもらえるわけではありません。警察の組織力を生かして要人を警護できる点も特徴です。さまざまな情報などをもとに警護できます。

また、拳銃や特殊警棒などの武器を使用できる点、折り畳み式の防弾盾が仕込まれたブリーフケースなどを携帯している点も見逃せません。日本が誇る警護のスペシャリストといえるでしょう。

ボディーガード

ボディーガードは、民間の護衛人を指します。警護の主な対象は、民間企業の役員からストーカー被害者、DV被害者まで多様です。身辺の安全を確保したい依頼者が警護の対象になります。

したがって、依頼をすれば、基本的には誰でも警護をしてもらえます。残念ながら、SPのように警察の組織力を活用することや拳銃を携行することはできません。

しかし、ボディーガードの多くは格闘技に精通しています。元警察官や元自衛官が多く、万が一を想定した訓練なども実施しているため、信頼性は高いといえるでしょう。身辺の安全を確保したいときは、第一の選択肢になりえます。

ボディーガードを雇う際の相場

ボディーガードを雇うとどれくらいの費用がかかるのでしょうか。雇う際の相場を紹介します。

危険度が低い場合の相場は1時間3000~4000円程度

ボディーガードを雇う際にかかる費用は、依頼する警備会社と依頼内容のリスクで異なります。危険度が低いと評価される場合の相場は、ボディーガード1名につき1時間あたり3000~4000円程度です。

例えば、3名のボディーガードに、8時間、警護してもらうと、7万2000円~9万6000円程度かかります。依頼内容のリスクは、事前のヒアリングで評価されることが一般的です。

ちなみに、リスクの評価も警備会社で異なります。同じ依頼内容であっても、警備会社によってはリスクが低いと評価されること、リスクが高いと評価されることがあります。

危険度が高い場合には、1時間8000~9000円程度

依頼内容の危険度が高いと評価される場合の相場は、ボディーガード1名につき1時間あたり8000~9000円程度です。

3名のボディーガードに、8時間、警護してもらうと、19万2000円~21万6000円程度かかります。以上の金額は、あくまでも相場です。実際の料金は警備会社で大きく異なることがあります。

ボディーガードを雇いたい方は、警護を依頼する警備会社の料金表をご確認ください。

身の危険を感じるときはボディーガードを依頼

ボディーガードは、身の危険を感じるさまざまな人たちを警護しています。具体的には、企業の役員や医師、弁護士、DV被害者などが利用しています。

費用が高額になることもありますが、専門家の助けを借りて身の安全を確保できる点は大きな魅力です。何かしらの不安を感じている方は、ボディーガードの活用を検討してみてはいかがでしょうか。