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気になる警備員の休みについて!その特徴やメリットを解説

気になる警備員の休みについて!その特徴やメリットを解説

スーパーやショッピングモール、道路工事など警備員は人手不足の仕事です。正社員の警備員の年々求人は増えてきており、買い手市場になりつつあります。

ただ、正社員の警備員とはどんな働き方なのかについてはあまり知られていません。そこで正社員の警備員はどういったシフト体系なのかやどれくらい休みがあるのかについて調べました。

警備員の休日形態

警備員の休日形態

警備員はシフト制

警備員の業務時間は、昼間だけではありません。場合によっては深夜や24時間体制での警備業務にあたることがあります。

そのため、勤務形態は正社員であっても、シフト制が採用されています。シフト制には2交代制や3交代制があります。2交代制の場合は、例えば8時~17時までと20時~翌朝5時までといったパターンがあります。

また3交代制は8時間単位で交代していき、例えば7時~15時まで、15時~23時まで、23時~7時までといったようなパターンがあります。

週休二日制なら年間120日休める

正社員の警備員だと週休二日制を採用している会社もあります。毎週土日が休みのように、週二日休みが保証されていることを完全週休二日制と言います。

警備会社はこの完全週休二日制をあまり採用していません。月のうち最低1週が二日分の休みがある「週休二日制」を採用しています。だからといって警備員は休みが少ないというわけではありません。

警備員は人手不足になってきているので、警備会社は休みをしっかり付与して人材の確保に努めています。年間120日もの休日がある警備会社も珍しくはありません。

一般的なサラリーマンと異なる警備員の休日の特徴

一般的なサラリーマンと異なる警備員の休日の特徴

カレンダー通りになるとことは少ない

警備員の仕事は、土日祝が休みになることはあまりありません。この点は一般的なサラリーマン異なると言えます。警備員の仕事は大きく分類して施設警備、イベント警備、交通誘導警備、現金輸送警備の4種類があります。

警備の仕事で多いのが施設警備です。人出が多い土日祝だからこそ必要な警備であるため、平日が休みになることが多い仕事です。

イベント警備が主体の警備会社だと、祝日や大型連休の警備業務が多くカレンダー通りになることが少ないと言えます。

また交通誘導警備は夜間の勤務が多いため、カレンダー通りになることはあっても金曜日の夜から土曜日の明け方までといった勤務になることもあり、カレンダー通りの休みとは言えません。

現金輸送警備は危険リスクが高いことと専門的な訓練を受けた人の警備業務のため、就業できる人は少ない警備業務です。こちらは土曜日か日曜日の勤務が求められることがあり、カレンダー通りの休みとは言えません。

ただし、どの警備業務も週休二日制を採用している会社がとても多く、警備員がしっかりと休日を取得できるようにしています。

繁忙期と閑散期がある警備もある

警備業務の内容によっては、繁忙期と閑散期があります。例えば、イベント警備の場合だとライブや花火大会、春先のお花見、夏場の海水浴場などシーズンのイベントによる繁忙期があります。

警備業務が集中しているのでパートやアルバイトの求人の場合は、時給を上げて警備員を大量に募集することがあります。また、交通誘導警備は独特の繁忙期があります。

年末年始や年度末などは、道路工事が増えるため交通誘導警備は繁忙期になります。一般的なサラリーマンは繁忙期と閑散期は警備員ほどではないにしても業種によってはあります。

警備員の勤務スケジュールのメリット

警備員の勤務スケジュールのメリット

シフト制なので自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができる

警備員の勤務体系はシフト制が中心で、土日祝が勤務の代わりに平日に休みが取れます。周囲が休んでいる時に働いている分、逆に周囲が働いている時に休めるということになります。

商業施設や遊園地などは平日だと空いているというメリットがあります。道路や公共交通機関も土日祝と比べたら空いているでしょう。人気の飲食店も並ばずに楽しめるというメリットもあります。

警備員は自分の趣味や生き方に合わせて、むしろ充実した休日が過ごすこともできます。

たくさん入って稼ぐこともできるし、セーブすることもできる

警備員は正社員、パート、アルバイトの誰もがシフト制です。自分の働きたい日時の希望を出せます。たくさんシフトに入ればその分収入は増えます。また人手不足の繁忙期は給与がいつもより多くする警備会社もあります。

警備員の仕事はお金が必要な場合に、自分の意志で収入を増やせられるというメリットがあります。一方、正社員は休日の日数制限はありますがパート・アルバイトは自分の都合で仕事を抑え気味にすることもできます。

仕事を増やしたり減らしたりと、調整できるというのはとても魅力的な働き方だと言えます。

警備員は平日が休みの方がいいという方に特におすすめ

警備員は一般的なサラリーマンと違い土日祝が休みとして固定されていないことが主流です。

平日に休みが偏ることが多いですが、休みが少ないというわけではありません。混雑しない平日に休むということで、充実した休日を過ごすこともできます。

またシフト制や繁忙期と閑散期もあることから、とても自由度の高い働き方ができます。主体的に自分のライフスタイルを決めていきたいという人にはおすすめの仕事だと言えます。