コラム
警備料金の相場を詳しく解説、費用を抑えるコツとは?
最近は、イベントや施設などあらゆる場所で警備員を見かけるようになりました。しかし、実際に警備会社へ依頼した際に、費用はどのくらいになるのかは知らない、という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、警備料金の相場や内訳、費用を抑えるコツについてご紹介します。警備をプロに頼みたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
警備料金の相場はどれくらい?
警備料金の相場は、一般的に平日昼間8時間であれば12,000円~15,000円といわれています。時間帯ごとの警備料金は警備会社によって異なっているため、詳しくは各警備会社のホームページをチェックしてみてください。
また、資格の有無や経験年数に応じても警備料金は大きく左右されます。警備員は、国家資格の有無で「交通誘導A・B」や「施設警備A・B・C」に分類されるのです。
警備の現場には最低1人の有資格者を配置することが法律で定められています。そのため、配置される警備員の資格や有資格者の人数によって、警備料金が異なるケースもあるでしょう。
さらに、警備料金は地域によっても差があります。もっとも高いのは東京・千葉で、もっとも安いのは青森・鹿児島といわれています。
警備料金の詳しい内訳をみてみましょう
警備料金は、警備の内容や資格の種類によって決まります。それでは、警備料金の詳しい内訳をみていきましょう。
警備料金の費用の内訳
警備料金の費用の内訳は、基本的に「労務費=人件費+福利厚生費用+必要経費」で構成されています。これに「警備内容」「警備員の資格」「時間帯」などの条件で、警備料金が変動するのです。
私服保安や施設警備、交通誘導警備など、警備会社が請け負う業務にはさまざまな種類があります。警備を依頼する際には、業務ごとに相場が異なることを、あらかじめ抑えておきましょう。
交通誘導の場合
交通誘導員は「交通誘導警備員A・B」のどちらに属しているかで単価が異なります。
「交通誘導警備員A」とは、交通誘導警備業務検定1級または2級の合格者のことです。一方、「交通誘導警備員B」は、交通誘導警備員A以外の警備会社で働く警備員のことを指します。つまり、資格をもっているかどうかで呼び方が変わる、というわけです。
高速道路や自動車専用道路、都道府県が指定した一般道路の工事に伴う交通誘導では、交通誘導警備員Aが1名以上必要だと法律で定められています。資格をもった交通誘導警備員Aは、その知識を活かして、現場の管理業務を担当するケースも多いようです。
交通誘導警備員Aになると、資格手当が付いたり、より専門的な知識が必要な職務を担当し、給与が加算されたりする会社もあります。これが、交通誘導警備員AかBかによって単価が異なる理由です。
施設警備の場合
施設警備員は、「施設警備員A・B・C」のどれに分類されるかによって単価が異なります。
- 【施設警備員A】:施設警備業務1級検定試験に合格した警備員、または高度な警備能力をもった実務経験6年以上の警備員
- 【施設警備員B】:施設警備業務2級検定試験に合格した警備員、または警備に必要な技能をもった実務経験3年以上6年未満程度の警備員
- 【施設警備員C】:AまたはBの指示に従って警備業務に従事できる能力をもった、実務経験3年未満程度の警備員
施設警備とは、商業施設・ビル・大学・空港など、主に施設の室内で警備業務にあたることが多い仕事です。
資格をもっていなくても警備員として働くことはできます。しかし、警備する施設や業務内容によっては、有資格者を必ず配置しないといけないところも存在することを覚えておきましょう。
時間帯による警備料金の変動
時間帯ごとの料金差は、警備会社によってさまざまです。しかし基本的に、警備料金は昼間より夜間の方が高くなります。また、平日より日曜日・祝日の方が割増になります。一般的には、夜間料金は昼間の1.3倍程度です。
警備料金は地域でも変動する
警備料金は、地域によっても大きく異なります。なぜなら、地方よりも都心の方が人件費も高く、警備員を必要とする施設やイベントが多いからです。しかし、警備員の数が少ない地方で大規模イベントの開催や公共工事が行われる際には一気に需要が高まり、料金も高騰します。
警備料金を抑えるコツ
施設の管理者やイベントの開催者にとって、警備料金をできるだけ安く抑えられるかは、重要なポイントですよね。それでは、警備料金を抑える3つのコツを紹介します。
必ず見積もりをする
1つ目のコツは、必ず見積もりしてから依頼する警備会社を決めることです。なぜなら、同じ業務内容であっても警備会社によって料金に差があるからです。料金を比較するためにも、できれば複数社に見積もりを依頼するとよいでしょう。
必要な警備の内容を把握する
2つ目のコツは、必要な警備の内容を把握することです。警備の内容によって、必要な警備員の人数や依頼でき警備会社が変わります。そのため、曖昧な情報しかないと正確な警備料金を見積もることはできません。
安さだけで選ぶのはダメ
3つ目のコツは、安さだけで警備会社を選ばないことです。相場からかけ離れた安い料金の警備会社を選んでしまうと、当日のキャンセルがあったり、経験年数が浅いスタッフばかりの現場になったりしてしまう可能性があります。警備の料金を抑えたくても、料金だけで警備会社を選ばないようにしましょう。
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