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イベント警備の費用相場は?料金を決める5つの要因と見積もり時の注意点を紹介

イベント警備の費用相場は?

「イベント警備の費用相場はどのくらい?」「イベント警備費用の見積もりをとる際の注意点は?」などと悩んでいませんか?

イベント警備の費用相場は、イベントの規模や種類によって大きく異なります。警備費用を抑えるには、適切な警備計画の立案や複数の警備会社から見積もりを取る方法が効果的です。

本記事では、イベント警備の費用相場や料金が決まる基準について解説します。見積もり時の注意点や信頼できる警備会社の選び方もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

【事例別】イベント警備の費用相場

イベント警備の費用相場を種類別でまとめました。

講演会・セミナー

規模:小規模(50-100人)
警備員数:1~2名
費用相場(1日あたり):2.2万円~3万円

展示会

規模:中規模(500-1000人)
警備員数:5〜8名
費用相場(1日あたり):15万円~24万円

音楽フェスティバル

規模:大規模(5000人以上)
警備員数:50名以上
費用相場(1日あたり):225万円~

企業パーティー

規模:中規模(200-300人)
警備員数:3〜5名
費用相場(1日あたり):9万円~15万円

地域のお祭り

規模:中~大規模(1000-3000人)
警備員数:10〜20名
費用相場(1日あたり):30万円~60万円

花火大会

規模:大規模
警備員数:120名
費用相場(1日あたり):540万円~(2日間)

費用相場はイベント内容だけでなく、開催場所や時間帯、必要な警備レベルなどによって変動します。例えば、VIP対応が必要な場合や、夜間・休日開催の場合は追加料金が発生する場合があります。

イベント主催者は費用相場を参考にしつつ、イベントの特性に合わせた適切な警備計画を立てることが重要です。具体的な事例を知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

イベント警備費用を決める5つの要因

初詣のイメージ

イベント警備費用は、以下の5つの要因によって決まります。

  • イベントの規模と特性
  • 必要な警備のレベル
  • 開催日時
  • 契約の規模と期間
  • 警備員の資格と経験

詳しく解説します。

イベントの規模と特性

イベントの規模と特性は、警備費用を決定する最も重要な要因です。参加者数が多いほど、必要な警備員の数も増加し、費用が高くなります。

屋内イベントと比較して、屋外イベントは警備の難易度が高くなるため、費用が上昇する場合が多いです。他にも、静的なセミナーよりも動的な音楽イベントの方が多くの警備員を必要とするため、費用が高くなります。

必要な警備のレベル

警備のレベルによって、費用は大きく変動します。一般的な入場管理や会場内巡回だけでなく、VIP警備や高度なセキュリティ対策が必要な場合、費用は大幅に増加します。

例えば、テロ対策や緊急時対応のための特殊な訓練を受けた警備員を配置する場合、通常の2倍から3倍の費用がかかる可能性が高いです。イベントの性質や重要度に応じて、適切な警備レベルを選択することが重要です。

開催日時

イベントの開催日時も警備費用に影響を与えます。平日と比較して、休日や夜間の警備費用は割増料金が発生します。

例えば、深夜帯(22時から翌朝5時まで)の警備は通常の1.25倍から1.5倍の料金になる場合も多いため、利用する際には注意が必要です。また、年末年始やゴールデンウィークなどの特別な期間は、さらに高い割増料金を請求される可能性があります。

契約の規模と期間

契約の規模と期間は、警備費用の交渉において重要な要素です。長期契約や複数イベントをまとめて依頼する場合、警備会社から割引を受けられる可能性があります。

例えば、3日間連続のイベントでは1日ごとに依頼するよりも10%〜20%程度安くなる場合もあります。年間を通じて定期的にイベントを開催する場合、警備会社と年間契約を結べば、さらなるコスト削減が期待できるでしょう。

警備員の資格と経験

警備員の資格と経験は、サービスの質と費用に直接影響します。高度な資格を持つ警備員や経験豊富な警備員は、より高い時給を受け取ることが可能です。

例えば、普通の警備員の時給が1,500円程度であるのに対し、特殊警備の資格を持つ警備員の時給は2,500円以上になる場合もあります。高スキルの警備員を配置すれば、より効率的かつ効果的な警備体制を構築できる利点があります。

イベント警備費用の見積もり時の注意点

見積書

イベント警備費用の見積もりをとる際には、以下の点に注意しましょう。

  • 複数の警備会社から見積もりを取る
  • 見積書の内訳を確認する
  • 時期や時間帯による割増料金を考慮する

詳しく解説します。

複数の警備会社から見積もりを取る

複数の警備会社から見積もりを取れば、適正価格が把握でき、最適な警備サービスを選択することが可能です。最低でも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。

見積もりを比較する際は単に価格だけでなく、警備計画の内容や警備員の質、会社の信頼性なども考慮に入れましょう。安価な見積もりであっても、必要な警備レベルを満たしていない場合があるため、慎重に検討することが大切です。

見積書の内訳を確認する

見積書の内訳を詳細に確認することで、不要な費用や追加料金の可能性を事前に把握できます。警備員の人数と時給、管理費などが明確に記載されているか確認しましょう。

他にも、移動費や待機時間の料金、緊急時の追加人員派遣費用などが含まれる場合もあります。見えないコストが見積書に含まれているか、または別途請求される可能性があるか、事前に警備会社に確認することが重要です。

時期や時間帯による割増料金を考慮する

時期や時間帯による割増料金を事前に把握し、予算に反映させることが重要です。深夜や休日の割増料金は、通常料金の25%〜50%増しになる場合があります。

年末年始やゴールデンウィークなどの特別期間は、さらに高い料金を請求される場合があるため注意が必要です。イベントの開催時期や時間帯を柔軟に調整できる場合は、割増料金の少ない日時を選択すれば、コスト削減につながります。

イベント警備会社の選び方

信頼できるイベント警備会社を選ぶ場合、実績や評判、保有する資格を重視して選びましょう。選定基準として、類似イベントでの警備経験や警備員の教育体制、緊急時の対応能力などが挙げられます。

また、コミュニケーション能力や柔軟性も重要な要素です。複数の警備会社と面談し、イベントの特性や要望を詳細に説明した上で、具体的な警備計画を提案してもらいましょう。

まとめ

イベント警備の費用は、イベントの規模や特性、必要な警備レベルなどの要因によって大きく変動します。適切な予算設定と警備計画の立案が、イベントの安全性と成功につながります。

複数の警備会社から見積もりを取り、内容を詳細に比較検討することが重要です。信頼できる警備会社を選べば、質の高いサービスを受けられます。

信頼に足る会社へ依頼したいとお考えであれば、警備会社紹介サイト「警備ドットコム」の活用をご検討ください。要望に対応できる警備会社を、最短即日で見つけられます。

要望に応じて柔軟に対応してくれる警備員に依頼したいとお考えの場合は、ぜひご利用ください。