コラム
警備員は未経験でもなれる?必要な資格や志望動機の書き方を紹介
「未経験でも警備員になれるのか?」「警備員に必要な資格や志望動機の書き方は?」などと気になっていませんか?
未経験でも警備員になることは十分可能です。多くの警備会社が未経験者を積極的に採用しており、必要なスキルは入社後の研修で身につけられます。
本記事では、警備員の仕事内容や求められるスキル、知っておくべき資格について解説します。採用基準と選考の流れ、効果的な志望動機の書き方までを詳しくまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
未経験でも警備員になることは可能
警備業界では、未経験者の採用に積極的です。人手不足が深刻化しているため、意欲的な人材を求めています。
警備会社は充実した研修制度を設けており、未経験者でも安心して仕事を始められる環境が整っているため安心です。ここでは、警備員の仕事内容や求められるスキルについて見ていきましょう。
警備員の仕事内容と種類
警備員の仕事は多岐にわたります。主な例を種類ごとにまとめると以下のとおりです。
施設警備(1号業務)
仕事内容
- 建物の出入管理や巡回
- 監視カメラでの監視と緊急時対応
雑踏・交通誘導警備(2号業務)
仕事内容
- イベント会場での来場者の整理誘導
- 工事現場での車両や歩行者の誘導
運送警備(3号業務)
仕事内容
- 現金輸送車の警備
- 貴重品の積み下ろし時の警戒
身辺警備(4号業務)
仕事内容
- 要人や著名人のボディーガード
- 警護対象者の周辺の警戒
種類ごとに業務内容は異なります。業者によって仕事内容が異なる場合もあるため、会社選びの際には事前の確認が必要です。
警備員に求められるスキル
警備員に求められる最も重要なスキルは、状況判断力です。緊急時に冷静に対応し、適切な行動をとる能力が必要です。
また、コミュニケーション能力も重視されます。来場者や関係者との円滑な意思疎通が、トラブルの未然防止につながります。
警備員未経験者が知っておくべき資格
警備員として働くには、警備業法に基づく法定研修の受講が必須です。警備員未経験者であれば、以下の資格は将来的に取得を目指しましょう。
- 警備業務検定(施設警備2級)
- 機械警備業務管理者資格
詳しく解説します。
警備業務検定(施設警備2級)
警備業務検定(施設警備2級)は、警備員のキャリアアップに欠かせない資格です。警備業務の専門知識や技能を証明する資格でもあります。
試験は学科と実技で構成され、合格率は約70%ほどです。取得すると、空港や特定核燃料物質取扱施設などの警備といった、より高度な警備業務を任されるようになります。
機械警備業務管理者資格
機械警備業務管理者は、機械警備システムの運用管理を担当する専門職です。警備業法で定められた重要な資格であり、機械警備業務の適正な運用と管理を確保するために取得が求められています。
受講する際には、警備の実務経験や他の資格は不要です。指令業務に関する基準作成と指導や警察機関への連絡に関する指導もできるようになるため、将来的な目標として取得しておくと良いでしょう。
警備会社の採用基準と選考の流れ
ここでは、具体的な採用基準と選考の流れを見ていきましょう。
採用基準
警備会社の採用基準は、年齢や学歴よりも人物重視です。18歳以上で健康であれば、多くの会社で応募可能です。
特に重視されるのは、仕事に対する責任感とチーム内での協調性です。チームワークを大切にし、真面目に仕事に取り組む姿勢が評価されます。
選考の流れ
選考は通常、以下の流れで進みます。
- 応募書類の提出
- 書類選考
- 適性検査
- 一次・二次面接
- 体力テスト
- 最終面接
面接では、志望動機や警備業務への理解度が問われます。全体の選考期間は約1〜2ヶ月程度で、未経験者向けの採用の場合は、より丁寧な説明や研修が組み込まれる場合もあります。
警備員志望者向け!効果的な志望動機の書き方
効果的な志望動機は、自身の強みと警備業務の特性を結びつけることがポイントです。以下に、具体的な志望動機の書き方をまとめました。
- 体力や健康面をアピールする
- 責任感と誠実さを強調する
- 社会貢献の意欲を示す
詳しく解説します。
体力や健康面をアピールする
警備業務は、体力を必要とする仕事です。日頃から運動習慣がある点や、健康管理に気を付けている点をアピールしましょう。
例えば、「毎朝5キロのジョギングを3年間継続しています」といった具体的な記述が効果的です。自身の健康面をアピールして、印象をよくしていきましょう。
責任感と誠実さを強調する
警備員には高い責任感が求められます。過去の仕事や学生時代の経験から、責任を全うした事例を挙げると良いでしょう。
「アルバイトでシフトリーダーを任され、無遅刻無欠勤で1年間勤務しました」といった、具体例が説得力を増します。他にも、困難な状況でも粘り強く取り組んだ経験や、ルールを厳守する姿勢を示すエピソードも効果的です。
社会貢献の意欲を示す
警備業務は社会の安全を守る重要な仕事です。社会貢献への意欲を示せば、志望動機に説得力が生まれます。
「地域の防犯活動に参加した経験から、より専門的に安全を守る仕事に就きたいと考えました」といった表現が効果的です。また、災害時のボランティア経験や地域の清掃活動への参加など、社会貢献に関する具体的な活動実績を挙げるのも良いでしょう。
まとめ
警備員は未経験者でも十分になれる職業です。必要なスキルは、入社後の研修で身につけられます。
もし警備会社を選ぶ際には、未経験者に対する教育体制が整った警備会社を選択しましょう。業者に依頼する際には目的を明確にしつつ、経験豊富な警備員がいるかの確認が大切です。
もし信頼に足る会社へ依頼したいとお考えであれば、警備会社紹介サイト「警備ドットコム」の活用をご検討ください。要望に対応できる警備会社を、最短即日で見つけられます。
要望に応じて柔軟に対応してくれる警備員に依頼したいとお考えの場合は、ぜひご利用ください。