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施設警備に向いている人とは?向いてない人の特徴や働く上での心構えも紹介

施設警備は、責任感や集中力のある方に向いている仕事です。多くの警備会社では未経験者でも充実した研修制度があり、必要なスキルを段階的に習得できます。

本記事では、施設警備に向いている人や向いてない人の特徴について解説します。具体的な仕事内容や施設警備員として働く際の準備、心構えについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

施設警備の具体的な仕事内容

懐中電灯を照らしながら警備する驚いた様子の警備員

施設警備は、建物や施設の安全を24時間体制で守る重要な業務です。主な仕事内容は、以下のように業務別で異なります。

業務区分具体的な作業内容
巡回業務・施設内外の定期的なパトロール・不審者や不審物のチェック・設備の破損や異常の確認
立哨業務・出入口での来訪者の確認と記録・入退館手続きの管理・搬入車両の誘導
監視業務・防犯カメラのモニター監視・防災設備の監視と制御・緊急時の対応
管理業務・鍵の保管と受け渡し・施設の開閉館作業・落とし物や遺失物の管理

そのほかにも、ショッピングモールや商業施設のような勤務地では、施設の案内やトラック搬入の誘導などが業務になる可能性もあります。

施設警備員は、上記の業務を通じて施設内の従業員や来訪者の安全を確保する役割です。緊急時には警察や消防との連携を図り、迅速な対応と報告を行い、施設全体の安全を管理しています。

施設警備に向いている人の7つの特徴

防犯カメラ

施設警備には、特定の資質や能力を持つ人材が適しています。ここでは、施設警備に向いている人の特徴について解説します。

責任感と使命感が強い人

施設警備では人命と財産を守る重責を担うため、強い責任感が不可欠です。警備員は施設内の安全確保という使命を持ち、24時間体制で警戒を怠りません。

緊急時には冷静な判断と迅速な対応が求められ、施設内の全ての人の安全に責任をもちます。このように、役割を担う使命感と、責務を果たす責任感が大切です。

集中力が持続できる人

警備業務では長時間の監視や巡回が必要なため、持続的な集中力が重要です。モニター監視では細かな異変を見逃さない観察力と、緊張感を保つ精神力が求められます。

巡回中は施設内のさまざまな場所をチェックし、普段と違う状況を素早く察知する必要があります。このように長時間の勤務でも、観察力や緊張感を保つことが求められるため、集中力を保てる方に向いている仕事といえます。

臨機応変な対応力がある人

施設警備では予期せぬ事態が発生した際の判断力と対応力が必要です。

不審者の侵入や火災など、緊急時には状況に応じた最適な行動が求められます。また、来訪者への案内や問い合わせ対応など、日常的な場面でも状況に合わせた柔軟な対応が必要です。

マニュアルに記載のない事態でも、冷静に判断して行動できる能力が大切です。

夜勤・長時間勤務に対応できる人

施設警備は24時間体制のため、夜勤や長時間勤務の勤務を求められるケースもあります。特に夜間は神経を使う時間帯のため、生活リズムを整えて体調を管理しなければなりません。

夜勤中は施設内の異常を見逃さないよう、警戒を保ちつつ、集中して業務に取り組む必要があります。シフト勤務に対応できる体力と精神力を持つことが重要です。

コミュニケーション能力がある人

施設警備では、来訪者や従業員との適切なコミュニケーションが欠かせません。丁寧な言葉遣いと明確な説明で、スムーズな案内や対応を行います。

また、警備員同士の引き継ぎや報告、緊急時の警察や消防との連携には、状況や必要事項を簡潔に伝える力が求められます。

体力に自信がある人

施設警備は、巡回や立哨などの体力を要する業務が中心となります。そのため、1日8時間以上の立ち仕事や、定期的な巡回業務をこなすための体力が必要です。

緊急時には素早い移動や対応が求められるため、日頃から体力作りを心がけます。季節や天候に関係なく、屋内外での業務に対応できる体力が重要です。

規律正しい生活ができる人

施設警備では、時間厳守と規則遵守が基本です。勤務開始時間の10分前には出勤し、制服や装備品の点検をします。

警備記録の作成や引き継ぎでは、決められた手順を正確に守らなくてはいけません。規則正しい生活習慣を保てば、勤務態度が悪くなるリスクもなくなります。

施設警備に向いていない人の3つの特徴

施設警備に向いている人がいる一方で、向いてない人も存在します。ここでは、向いていない人の特徴について解説します。

規則正しい生活やルールを守れない人

警備業務では細かな規則や手順が定められていて、独自の判断で省略することはできません。警備記録の作成や巡回ルートなど、全ての業務に明確なルールが存在します。

公安委員会の管理下にある警備業では、法令遵守が絶対です。規則を軽視する傾向がある人は、警備業務での活躍が難しいと言えます。

夜勤や不規則な勤務時間に対応できない人

施設警備では24時間体制での勤務が基本となり、夜勤シフトは避けられません。夜間の警戒態勢を維持するには、生活リズムの調整が必要不可欠です。

体調管理が苦手な人や、夜間の勤務に不安がある人には向いていません。施設警備員になると、昼夜問わず業務に取り組める姿勢が必要です。

暇な時間を持て余す人

施設警備では長時間の監視や立哨など、一見単調に見える業務が中心となります。一方で、警戒心を維持しながら同じ姿勢で待機し、静かな時間帯でも気を抜かず、常に集中力を保つことが求められます。

そのため、動きのある業務のほうが得意な人や、じっとしているのが苦手な人には向いていません。

施設警備員になるための準備と心構え

施設警備員として働くには、警備業法に基づく教育を受ける必要があります。新任教育では法令や基本動作を学び、実務研修で現場での対応力を身につけます。

面接時には警備業務への意欲と、体力・健康面での自己管理をアピールすることが重要です。採用後は継続的な研修と資格取得で、スキルアップを目指しましょう。

まとめ

施設警備は施設の安全管理において、重要な役割を担う専門的な業務です。24時間体制での警備体制の構築と、信頼できる警備会社の選定が施設の安全確保には欠かせません。

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