コラム
【種類別】警備員の腕章の正しい付け方とは?基礎知識や選び方も紹介
「警備員の腕章はどう付けるのが正しい?」「腕章の選び方は?」などと悩んでいませんか?
警備員の腕章はマジックテープや安全ピン、ゴムバンドなどで簡単に付けられます。腕章を付けた警備員は、大規模なイベントや公共の場ですぐ識別されるため、緊急時の指示や案内をスムーズに行うことが可能です。
本記事では、警備員が腕章の基礎的な知識と正しい付け方について解説します。腕章の選び方についてもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
警備員が付ける腕章の基礎知識
腕章は衣服の腕に巻きつける識別用のアイテムです。ここでは、警備員が付ける腕章の基礎知識をまとめます。
腕章をつける意味
警備員が腕章を身につけることで、一目で認識されます。たとえば、大規模なイベントや公共の場で腕章をつけた警備員はすぐに識別され、緊急時の指示や案内がスムーズに行うことが可能です。
腕章を付けるだけで場の秩序維持につながると同時に、訪問者からの信頼を獲得できます。
腕章の色で責任者かを判別できる
腕章の色分けは、警備隊内での階級や役職を視覚的にあらわすために用いられます。たとえば、赤色の腕章は現場指揮者や上級警備員が使用し、青色や緑色は一般警備員に割り当てられることが多いです。
色の使い分けにより、誰が指揮を執るのかを迅速に識別することが可能となり、効率的なコミュニケーションが行えます。新しいメンバーや外部からの応援もすぐに体制を理解できるため、チームの振り分けもスムーズです。
腕章を付けるのは左腕
警備員は腕章を左腕に付けるという決まりがあります。多くの人が右利きであり、左腕に腕章を付ければ右手の自由度が上がり、必要な業務をより効率的に行えるからです。
他にも、左上に腕章を付ける行為は歴史的な意味合いとも連動しています。腕章の起源とされる勲章が心臓がある側に付けられていたことから、役職をあらわす腕章は左腕に付けるようになったのです。
【種類別】警備員の腕章の正しい付け方
腕章の付け方は種類によって異なります。ここでは、種類別で正しい付け方を解説します。
マジックテープ
マジックテープ式の腕章は、使いやすさから広く採用されています。マジックテープは腕章の両端に取り付けられており、一方を固定した後、もう一方を軽く押し付けるだけで固定することが可能です。
装着時に手間がかからず、時間を節約できるため、多忙な警備現場においてもスムーズに装着が行えます。繰り返しの着脱にも耐える耐久性を持ち、頻繁な使用したい場合にも最適です。
安全ピン
安全ピンを使用した腕章も、古くから活用されています。安全ピンの腕章は、背面に縫い付けられた小さなループに挿入することで使用可能です。
安全ピンであれば衣類に腕章をしっかりと固定できるため、激しい動きが伴う警備活動中でもずれることはありません。ただし、衣服を傷つけるリスクがあるため、使用には注意が必要です。
ゴムバンド
ゴムバンド式の腕章は伸縮性に優れており、どんな腕のサイズにもぴったりとフィットします。装着が非常に簡単で、腕にスライドさせるだけで確実に固定されます。
ゴムバンドは長時間の使用でも快適性を保つため、特に長時間のイベントや警備任務に最適です。ゴムの弾力性のおかげで、警備員が1日中着用しても不快感が少ない点もメリットの1つです。
紐
紐を使用した腕章は、カスタマイズ性が高いです。紐は腕章の両端についており、腕に巻きつけて結ぶだけで固定できます。
紐の長さを調整すれば、使用者の腕の太さに合わせたカスタムフィットが可能です。紐の腕章はどのような作業環境にも適応しやすく、腕の動きを妨げることなく快適に作業ができます。
警備員が付ける腕章の選び方
警備員は施設やイベント会場での警備を行うため、適切な腕章を身につけなくてはいけません。具体的な腕章の選び方をまとめると以下の通りです。
- 色が目立つ腕章を選ぶ
- 役職に合わせて選ぶ
- 反射素材が使用された腕章を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
色が目立つ腕章を選ぶ
遠くからでも容易に識別できるようにするためにも、警備員は目立つ色の腕章を選ぶべきです。明るい色や蛍光色の腕章は、夜間や薄暗い環境での警備において、視認性を高める効果があります。
たとえば、蛍光黄色や蛍光オレンジは人の目に直接訴えかけるため、警備の際には安全性が大幅に向上します。自身と周囲の安全を確保するためにも、目立つ腕章を選びましょう。
役職に合わせて選ぶ
警備員の腕章は役職に応じて選びましょう。腕章の色やデザインは、警備員の役職や特定の責任を象徴することが多いです。
たとえば、赤はリーダーや管理職をイメージし、青は一般警備員を示す場合があります。色分けすれば、緊急時には誰が指揮を取るのか、誰が特定の責任を持っているのかが迅速に判断できます。
反射素材が使用された腕章を選ぶ
反射素材が使用された腕章は、夜間や低光環境下での警備活動において非常に有効です。光を反射する材質で作られており、車のヘッドライトや他の光源によって明るく光ります。
反射素材により、警備員の視認性が飛躍的に向上し、夜間の事故や危険から警備員を守ることが可能です。交通誘導や大規模イベントの夜間警備において、反射素材を用いた腕章が広く推奨されています。
まとめ|警備腕章を正しく付けよう
腕章を正しく付ければ、警備員としての信頼性が上がります。腕章の装着方法は種類によって異なるため、正しい付け方を理解して実践することが大切です。
ただし、警備の仕事は素人ではカバーできない点も多いため、専門のプロに警備を依頼するのが得策です。もし優秀な警備員をお探しであれば、複数の警備会社に問い合わせをして最適な会社を選びましょう。
警備会社紹介サイト「警備ドットコム」を活用すれば、経験豊富な警備のプロをスムーズに見つけられます。最短即日対応も可能なため、依頼を検討している場合はぜひご活用ください。
公式:警備ドットコム