コラム
マンション警備員の役割とは?サービス内容や警備会社を選ぶ際のポイントを紹介

「マンション警備員の役割は?」
「マンション警備会社を選ぶ際のポイントは?」
マンション警備は、居住者の安全と快適な生活環境を確保するための重要なサービスです。適切な警備会社を選定することで、24時間体制での安心・安全な住環境が手に入ります。
本記事では、マンション警備員の具体的な役割から、サービス内容や費用相場について詳しく解説します。信頼できる警備会社の選び方もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
マンション警備員の役割
マンション警備員は、居住者の安全を守る重要な存在であり、役割としては以下のようなものがあります。
- 居住者の快適な生活環境の確保
- 不審者・不審物の侵入防止
- 緊急時の迅速な対応
ここでは、マンション警備の役割について詳しく解説します。
居住者の快適な生活環境の確保
マンション警備員の最優先事項は、居住者が安心して生活できる環境づくりです。そのため、業務内容に関しても、居住者の快適で安全な生活環境を確保するために必要な事柄になります。
例えば、共用部分の整理整頓や設備の動作確認を定期的に実施し、不具合を早期に発見することも役割の1つです。場合によっては居住者のサポートや問い合わせに対応するケースもあります。
不審者・不審物の侵入防止
マンション警備員は、マンションの外部から訪れる人の確認と記録を徹底することで、不審者の建物内への侵入を防止してくれます。エントランスや駐車場、駐輪場など建物の出入口を重点的に監視してくれるので、不審者への警戒に役立ちます。
万が一、マンション内で不審者や不審物を発見した際は、速やかに管理会社や警察と連携して対応してくれることもポイント。
また、防犯カメラの映像確認と記録の保管で、事件や事故が発生してしまった場合でも、警察との連携をスムーズにする役割を持ちます。
緊急時の迅速な対応
火災や地震などの災害発生時には、居住者の安全を確保することも役割の1つです。避難誘導や初期消火、救急要請など、状況に応じてさまざまな対応をします。
また、緊急時の連絡体制を整備し、警察や消防、管理会社との連携を円滑にすることも大切な役割です。そのほかにも、定期的に防災訓練を実施し、緊急時の対応力を身につけることも仕事の1つといえます。
マンション警備に含まれるサービス内容

マンション警備を提供している会社によって違いはあるものの、一般的には以下のサービスが提供されます。
- エントランスでの出入管理
- 定期的な館内外の巡回警備
- モニター監視
それぞれのサービスについて詳しく解説します。
エントランスでの出入管理
マンション警備では、来訪者に対しての訪問目的の確認など、出入管理がサービスに含まれるケースがあります。エントランスでの出入管理を実施することで、不審者の侵入を防ぎ、居住者の安全な生活を守れることがメリットです。
また、宅配便や郵便物の受け取り窓口になることで、居住者の利便性を向上させる点もサービスの1つです。マンション居住者以外を建物のなかに入れる必要がなくなるので、より安心して生活ができるでしょう。そのほかにも、訪問営業や勧誘などを回避できる点も大きなポイントです。
定期的な館内外の巡回警備
建物内外を定期的に巡回し、異常や不審な状況を早期に発見することもサービスの1つです。
共用部分の設備点検や清掃状況の確認をしつつ、建物に異常がないかを調べます。また、不審者や不審物がないかをチェックし、マンションの安全な環境を維持します。
万が一、建物の異常を発見した際は、速やかに対応策を講じて報告します。具体的には、不審者や不審物を発見した場合は警察への通報、建物に破損がある場合は管理会社への連絡など、状況にあわせて対応してくれることがポイントです。
モニター監視
防犯カメラの映像を監視し、建物に不審な点がないか管理するサービスもあります。特に建物の出入口や共用部分を重点的に監視することで、不審人物の侵入などをいち早く発見できることがポイントです。
また、常時監視を行うことで、防犯対策としての役割を持ちます。侵入を未然に防ぐことが期待でき、よりマンションの安全を確保しやすくなるでしょう。
そのほかにも、監視カメラの記録を残しておくことで、事件や事故が発生した場合でも、警察への情報提供ができます。
マンション警備員を雇う時の費用相場
マンション警備の基本料金は、警備員の資格保有状況や時間帯によって変動します。また、夜間や休日は基本料金に加算が発生します。
具体的な相場は以下のとおりです。
時間帯・条件 | 基本料金(1名/8時間) |
---|---|
平日昼間 | 12,000円~15,000円 |
夜間 | 19,000円~23,000円 |
土日祝日 | 19,000円~23,000円 |
警備料金には、警備員の人件費だけでなく、福利厚生費や現場での必要経費が含まれています。地域による料金差があり、都市部は地方と比較して料金が高めに設定されているケースが多いようです。
マンション警備会社を選ぶ際のポイント
警備会社の選定では、以下の点を考慮して選ぶことが大切です。
- 実績と信頼性を確認
- 警備員の教育体制
- 緊急時の対応体制
- 料金体系の透明性
それぞれのポイントにつて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実績と信頼性を確認
過去の警備実績や顧客からの評価を確認し、安定した警備サービスを提供できる会社を選定しましょう。マンション警備の専門知識と経験を持つ警備会社を選べば、質の高いサービスが期待できます。
警備会社の実績は、マンション警備の経験年数と管理実績数で判断することが大切です。また、地域密着型の警備会社は、地域特性を理解した警備サービスを提供しています。
求めるサービス内容にあわせて、適切な警備会社を選択しましょう。
警備員の教育体制
警備員の質を確保するため、定期的な研修や資格取得支援の体制が整っているかを確認しましょう。警備員の接遇マナーや、緊急時対応の訓練が定期的に実施されている会社を選ぶことが大切です。
教育体制が充実している警備会社は、警備員の知識とスキルが高く、居住者への対応力が優れている傾向があります。日常生活で接する機会が多い警備員だからこそ、こだわりたいポイントと言えます。
緊急時の対応体制
緊急時の体制が整備されているかどうかは、警備会社選びの大切なポイントです。特に、緊急時の連絡体制や、警備員の配置体制が明確に定められている会社を選定することがポイント。
例えば、近隣に拠点を持つ警備会社であれば、緊急事態の際にすぐに対応してもらえます。事件や事故などの緊急事態が発生した際に、素早く対応してくれるかどうかもチェックしておきましょう。
料金体系の透明性
警備料金の内訳だけでなく、追加料金の発生条件が明確に示されている会社を選びましょう。
一般的に見積書には、警備員の配置人数や勤務時間、休憩時間の取り扱いが明記されています。一方で、警備料金の値上げや追加料金の発生など、料金が変更になるケースもあります。
そのため、料金の見直し条件や、値上げの基準が明確に定められている会社の方が、安心して利用できる傾向があります。
まとめ
マンション警備は、居住者の安全を確保し、快適な生活が送れるように手助けをしてくれます。また、万が一の事態の備えにもなるので、防犯対策には非常に有効な手段です。
マンション警備を依頼する場合は、利用する目的にあったサービスを提供する警備会社を選ぶことが大切です。警備会社にはそれぞれ強みがあるので、警備の目的にあわせて選択しましょう。
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マンションの規模や要望に合わせて、適切な警備会社を選定するためにも、ぜひ警備ドットコムの利用をご検討ください。
公式HP:警備ドットコム