コラム

お祭りに欠かせない警備の仕事について解説します

お祭りに欠かせない警備の仕事について解説します

お祭りは多くの人で賑わいをみせる裏で、さまざまなアクシデントが発生する可能性がある、警備が欠かせないイベントです。お祭りを安全に運営するうえで、必要な警備とはどういったものなのでしょうか?

この記事では、イベントごとの警備の内容についてご紹介します。初詣や花火大会、マラソン大会などを例に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

お祭りに欠かせない警備とは

お祭りに欠かせない警備とは

お祭りに欠かせない警備はイベント警備といわれますが、正式には「雑踏警備」といいます。「雑踏警備」とは、たくさんの人が集まるお祭りなどのイベントの警備です。人員整理や誘導・案内を行い、事故を防止して、イベントをスムースに進行させるための警備のことをいいます。

たとえば、初詣や花火大会などのイベントは多くの人混みができる行事です。このような行事では、押し合いによる転倒・ケガを防ぐための人員整理をします。また、周辺道路の交通整理、立ち入り禁止区域に侵入している人の外への誘導などを行います。

このように、人が集まることによって発生する可能性のあるトラブルを警戒し、未然に防ぐための警備が、お祭りに欠かせない雑踏警備なのです。

お祭りに警備員が必要な理由

お祭りに警備員を配置するのは、単に「なんとなく安心だから」という理由だけではありません。過去の痛ましい教訓から、イベント主催者には厳格な安全管理が求められるようになった背景があります。 ここでは、なぜプロの警備員による誘導や監視が必要なのか、その根本的な理由を解説します。

雑踏事故を防ぐ

お祭りの警備において最も重要な使命は、群衆事故(雑踏事故)を防ぐことです。

2001年に発生した「明石花火大会歩道橋事故」は、皆さんの記憶にも新しいかもしれません。この事故では、過密状態の歩道橋で群衆雪崩が発生し、多くの尊い命が失われました。この事故をきっかけに警備業法が改正され、イベント警備(雑踏警備)の重要性や基準が大きく見直されることとなりました。

出典:明石 花火大会で歩道橋事故|NHKアーカイブス

人が密集する場所では、些細なつまづきや急な人の流れの変化が、連鎖的な転倒事故を引き起こすリスクがあります。これを防ぐためには、人の流れを適切にコントロールし、滞留をつくらないプロの技術が必要です。主催者には、こうした事故を未然に防ぐための十分な安全対策を講じる義務があります。

トラブルを回避する

多くの人が集まり、高揚感に包まれるお祭り会場では、日常とは異なるトラブルが発生しやすくなります。

  • アルコールが入ったことによる喧嘩や暴力沙汰
  • 混雑による迷子や、保護者とはぐれた子供のケア
  • すりや置き引きなどの犯罪行為
  • ゴミのポイ捨てや近隣住民への迷惑行為

制服を着た警備員が巡回・立哨(りっしょう)しているだけで、こうした迷惑行為や犯罪に対する抑止力が働きます。また、トラブル発生時に即座に対応できる体制があることで、来場者の安心感にもつながります。

警備の内容をイベントごとに紹介します

警備の内容をイベントごとに紹介します

一口にお祭りといっても、イベントによって警戒すべき対象や警備の方法は大きく異なります。それでは、イベントごとに想定されるアクシデントや警備の内容について見ていきましょう。

神社・仏閣の初詣など

1つ目のイベントは初詣などです。毎年大晦日からお正月にかけては、神社や仏閣に大勢の人が集まります。狭いエリアに多くの人や車が密集してしまうので、人員整理のための警備が必要です。

想定されるアクシデント

初詣では、参拝客が神社・仏閣内に入りきらない場合、歩道や道路に並ぶことが予想されます。そのため、車との接触事故や近隣にお住まいの方とのトラブルが想定されます。また、暗い時間帯に多くの人が集まるので、転倒事故などの雑踏事故も起こりやすくなるのです。

警備の内容

神社や仏閣の初詣の主な警備内容は、以下の通りです。

  • 参拝客の誘導や案内
  • 駐車場や迂回路への誘導
  • 雑踏事故を防ぐための呼びかけ

初詣では、スムースに参拝が進むように、近隣住民の方に配慮しつつ、誘導や案内を行うのが、警備の主な仕事内容です。

花火大会

2つ目のイベントは、花火大会です。遠方からもたくさんのお客様がいらっしゃる地域の一大イベントですが、一歩間違えれば大事故が発生してしまう恐れもあります。

想定されるアクシデント

花火大会では、暗い中で多くの人が集まるため、転倒などによる雑踏事故の発生が予想されます。過去には、会場近くの歩道橋で異常な密集状態が発生したことによる群衆雪崩で、命を落とされた方もいらっしゃいました。

また、花火大会の会場には、安全のために複数の立ち入り禁止エリアが設置されています。しかし、観覧者が気付かず侵入してしまうと、やけどなどケガを負ってしまう危険性もあります。

警備の内容

花火大会での主な警備内容は、以下の通りです。

  • 進行方向の誘導や案内
  • 駅や周辺道路での道案内
  • 立ち入り禁止エリアの見回り
  • 雑踏事故を防ぐための呼びかけ

花火大会では、雑踏事故をはじめ、命にかかわる事故のリスクが他のイベントと比べても高いのです。そのため、より厳重な警備の内容が必要とされます。

マラソン大会・パレード

3つ目のイベントは、マラソン大会とパレードです。沿道に集まる多くの人でたいへん盛り上がるイベントですが、選手やパレードを見たいために、ムリなことをしてしまう観客も少なくありません。また、道路を使ったイベントなので、混乱が生じないような表示や誘導にも気を配る必要があります。

想定されるアクシデント

マラソン大会やパレードではスタート地点からゴール地点まで長い距離の警備の連携が必要です。場所ごとに交通規制の時間帯が異なることから、渋滞や通行止めによる混乱が想定されます。また、選手やパレードが通る一瞬のために、沿道で大勢の人が待ち構えていることもあります。そのため、観戦の盛り上がりによる混乱で雑踏事故が発生してしまう可能性も考えられます。

警備の内容

マラソン大会やパレードでの主な警備内容は、以下の通りです。

  • 観客の誘導や案内
  • 周辺道路の交通規制
  • 雑踏事故を防ぐための呼びかけ

道路を封鎖し路上で行われるマラソン大会やパレードは、歩道に詰めかけた観客の誘導も大切な役割です。このような通行止めなど交通規制への対応が主な警備内容となります。

お祭りの警備を依頼する場合の費用相場

お祭りの主催者として最も気になるのが「費用」ではないでしょうか。 警備料金は、イベントの規模、拘束時間、必要な警備員の資格の有無などによって大きく変動するため、一概に「いくら」と断定するのは難しい側面があります。しかし、料金が決まる仕組みを知っておくことは重要です。

一般的に、警備料金は「警備員1名あたりの単価 × 人数」で算出されます。 主な変動要因は以下の通りです。

  1. 平日か、土日祝日か
    多くのイベントが集中する土日祝日は、平日よりも単価が高めに設定される傾向があります。
  2. 昼間か、夜間か
    夜祭りや花火大会など、夜間の業務が含まれる場合は、深夜割増料金が適用されることがあります。
  3. 有資格者(検定合格者)の配置が必要か
    雑踏警備を行う際、特定の条件(規模や配置場所)によっては、国家資格である「雑踏警備業務検定」や「交通誘導警備業務検定」の合格者を配置することが法律で義務付けられています。有資格者は一般の警備員よりも単価が高くなります。
  4. 依頼のタイミング
    開催直前の依頼となると、人員確保が難しくなり、特別料金が発生するか、最悪の場合はお断りされてしまうこともあります。

正確な予算を把握するためには、開催概要を整理した上で、早めに複数の警備会社から見積もりを取ることを強くおすすめします。

お祭りなど地域密着イベントは地元警備会社がオススメ

お祭りなど地域密着イベントは地元警備会社がオススメ

初詣や花火大会、マラソン大会といった地域密着型のお祭りの警備は、地元の警備会社に発注するのがオススメです。主な理由は4つあります。

  • 周辺の交通誘導までトータルで警備計画が立てられる
  • 地元との信頼関係があり、万が一のアクシデントの際も連携して事態を解決できる
  • イベント会場、周辺のルートを熟知しているので、警備員の配置計画が立てやすい
  • 天候の急変にも臨機応変に対応できる

以上の理由から、長年続いている地域のお祭りならば、なおさら地元を知っている警備会社に警備をお願いするのが最適だといえるでしょう。

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