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警備員に依頼できる警備内容とは?依頼時の流れや注意点を解説

警備員に依頼できる警備内容とは?依頼時の流れや注意点を解説

「警備員に依頼できる内容は?」「警備員に警備を依頼するまでの流れは?」などと悩んでいませんか?

警備員への依頼は警備内容を明確にし、信頼できる警備会社を選ぶことから始まります。適切な警備会社は、実績や資格、保険加入状況などを確認することで選定することが可能です。

本記事では、警備内容の種類や依頼の流れ、料金相場を詳しく解説します。警備員に警備を依頼する際の注意点もまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

警備員に依頼できる警備内容一覧

警備業務は目的や場所に応じて、専門的な対応が必要です。警備内容によって必要な資格や装備が異なるため、依頼前に詳細を確認する必要があります。

以下に、警備内容別の業務内容をまとめました。

施設警備

主な業務内容:建物の出入管理、巡回警備、防犯監視
特徴:24時間体制での常駐が一般的

交通誘導警備

主な業務内容:工事現場での車両・歩行者の誘導、通行規制
特徴:有資格者の配置が必須

運送警備

主な業務内容:現金・貴重品の輸送警備、現金積込警備
特徴:特殊車両と装備を使用

身辺警備

主な業務内容:現金・貴重品の輸送警備、現金積込警備
特徴:高度な警備技術が必要

各警備業務には、専門の研修を受けた警備員が配置されます。依頼時には警備会社の実績と専門性を確認し、目的に合った警備業務を選択することが重要です。

警備員に警備を依頼するまでの流れ

警備員に警備依頼をする場合、以下の流れで進めていきましょう。

  1. 警備会社へ連絡する
  2. 詳細のヒアリングを行う
  3. 料金見積もりを提示する
  4. 契約書類の作成と締結を行う
  5. 現場での警備業務を開始する

詳しく解説します。

1.警備会社へ連絡する

警備会社への初回連絡では、具体的な警備内容と希望日時を明確に伝えることが重要です。警備の規模、場所、期間、特別な要望事項などの基本情報を準備して連絡します。

複数の警備会社に連絡することで、サービス内容や料金を比較検討できます。電話やメールでの問い合わせ時には、担当者の対応の丁寧さや専門知識の深さを確認することが大切です。

2. 詳細のヒアリングを行う

現場での詳細ヒアリングでは、警備員の配置場所や具体的な業務内容を決定します。警備会社の担当者と現地を実際に歩きながら、危険箇所や注意点を確認しましょう。

ヒアリング時には、緊急時の対応方法や連絡体制についても具体的な取り決めを行います。警備計画書の作成に必要な情報を漏れなく収集すれば、効果的な警備体制を構築することが可能です。

3. 料金見積もりを提示する

警備料金の見積もりには、警備員の人数や時間帯、特殊装備の有無が反映されます。深夜や休日の警備は通常料金よりも割高となり、有資格者の配置には追加料金が発生するため注意が必要です。

見積書には警備員の配置計画や緊急時の対応費用など、すべての経費が明記されます。料金の内訳を細かく確認し、予算との調整を行うことが重要です。

4. 契約書類の作成と締結を行う

契約書には、警備内容や期間、責任範囲が明確に記載されています。契約締結前に、損害賠償保険の補償内容や緊急時の対応方法を確認しましょう。

契約書の内容を法務担当者や専門家に確認してもらうことで、将来的なトラブルを防止できます。特約事項や免責事項の確認は、慎重に行うことが大切です。

5. 現場での警備業務を開始する

警備業務開始前に、警備員との最終打ち合わせを実施します。現場責任者との連絡方法や報告体制を確立し、緊急時の対応手順を共有します。

警備開始後は定期的な報告会を設け、警備状況の確認と改善点の検討を行いましょう。問題が発生した場合の対応手順を明確にしておけば、スムーズな警備業務が実現できます。

警備員に警備を依頼した場合の料金相場

道路で交通整備をする警備員

警備料金は時間帯や曜日、資格の有無によって大きく変動します。平日昼間の基本料金を基準として、夜間や休日は割増料金が発生します。

警備の種類や地域によっても料金は異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。

施設警備

平日昼間(8時間):20,000~25,000円
夜間・休日(8時間):25,000~30,000円

交通誘導警備

平日昼間(8時間):19,000~25,000円
夜間・休日(8時間):25,000~30,000円

貴重品運搬警備

平日昼間(8時間):25,000円~
夜間・休日(8時間):30,000円~

警備料金には警備員の人件費だけでなく、福利厚生費や経費も含まれています。料金を抑えたい場合は、長期契約や大口契約での値引き交渉が可能です。

ただし、料金の安さだけで警備会社を選ぶと、当日キャンセルなどのトラブルが発生する可能性があります。そのため、警備員の在籍数や有資格者の有無なども考慮して選定することが重要です。

例として、工事現場に警備員導入した際の費用相場をまとめた記事があるので、以下も参考にしてみてください。

警備員に警備を依頼する際の注意点

警備会社選定時には、以下の点に注意して選びましょう。

  • 有資格者警備員の配置が必要か確認する
  • 損害賠償責任保険への加入状況を調査する
  • 繁忙期は人手不足の可能性がある

詳しく解説します。

有資格者警備員の配置が必要か確認する

交通誘導警備や施設警備では、法定資格を持つ警備員の配置が必要な場合があります。たとえば、道路工事現場では交通誘導警備検定2級以上の資格保持者が必要です。

警備業務の内容に応じた適切な資格保持者の配置を確認すれば、法令違反を防止できます。資格証明書の確認を怠ると、重大な事故や法的問題につながる可能性があるため注意しましょう。

損害賠償責任保険への加入状況を調査する

警備会社の損害賠償責任保険は、事故発生時の補償を保証する重要な要素です。保険の補償範囲と限度額を確認し、十分な保障内容であることを確認しましょう。

保険未加入の警備会社との契約は、重大なリスクを伴います。そのため、警備会社の保険証書のコピーを入手し、保険の有効期限や補償内容を詳細に確認することが重要です。

繁忙期は人手不足の可能性がある

年末年始やゴールデンウィーク期間中は、警備員の需要が急増します。イベントや工事が集中する時期は、早めの予約が必要です。

警備員の確保が困難な場合に備えて、複数の警備会社と連絡を取り合うことが重要です。予備の警備員を確保できる体制を整えれば、突発的な人員不足に対応できます。

まとめ

警備依頼を成功させるには、信頼できる警備会社の選定が重要です。警備内容や必要な資格や料金相場など、確認すべき項目は多岐にわたります。

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